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2011/06/12

「中国の本当」の一部

先週末、連休を利用して中国、重慶へ行ってきました。実質丸2日もない、またもやタイトな滞在でした。

「重慶」

日本に住んでる方はいまいちピンと来ない、と言うより知らない人の方が多いのでは。
重慶は内陸四川にあり、北京や上海と並ぶ直轄しで、北海道とほぼ同じ大きさです。ほとんど「省」言った方が良いかもしれません。四川と言えば「四川料理」「パンダ」・・・僕は特に辛いもの好きでもなければパンダに心踊らせる人間でもない。三国志が好きなわけでもない。重慶がどんなところかほとんど知らない。それでも僕はずっとここに行きたかった。その理由はただただ一つ。内陸の大都市を見てみたかった。上海や深圳とは少し違う中国が発見できる気がした。ただそれだけです。
短期間の滞在の印象は、重慶の町は極めてきれいで、もの凄いスピードで開発されているのが見てとれます。大きな街ですがまだまだ発展途上。ちょうどヴィトンやアルマーニ等のスーパーブランドが集まるビルが建設中でした。また、例えば車道を逆走する車やバイクがないだけでも、そこそこ発展した都会だと言うことが分かります。(中国では交通マナーがめちゃくちゃなのが本当に当たり前)

さて、初日の夜、僕らはたまたま見つけたレストランで食事をしました。日本で言う、町屋を改造した様な造り。レストランの上の階にはアート作品が飾られている文化の匂いがするレストラン。運良く店員さんと仲良くなり、一緒に食事をし、ただでご飯をお酒を頂くことに。ほんの少し日本語を勉強したことのある人たちで英語も少し話せる。帰りのタクシー代まで払ってもらって、本当に恐縮。中国でも祝日ということで、次の日は同じレストランでイベント(飲み会)があるということで、熱心に誘ってもっらって、もちろん行くことに。それは何と、いわゆる「オフ会」だということ。中国のTWITTER、WEIBOだったかで知り合った人が集まるそう。行ってみると、イギリスに住んでいた人、日本に住んでいたひと、スポーツのオリンピック級の選手、地元のテレビで料理番組をする人等々、おもしろい顔ぶれが揃っていました。アルコール50度以上の中国のお酒「白酒」で盛り上がる、典型的な中国の飲み会だった様ですが、本当にオープンなみなさんと楽しい時間を過ごせました。そして2次会に連れて行ってもらい、そこでもアーティストやテレビ局勤務の方、ヨーロッパに長く住んでいた人、さまざまな顔ぶれ(いわゆる「セレブ」的な人たち)。

一部の香港人の様に日本を知りつくしてるわけではなく、そこまで知らないけれど、みんな日本には良い印象を持つ人ばかり。本当にオープン。
僕らが見た、触れた中国は極めて特殊かも知れません。かなり豊かな人たち。オープンなのは当たり前かもしれません。行ってみれば「中国のほんの一部」。でも、確実に言えるのは、そこには「反日感情」なんてものは一切なく、日本の文化・ファッション・日本人を好意的に見てくれる人たち。日本での「ニュースの中の中国」とは別世界。ほんの一部だけれど、日本での報道よりはより少し正確な「ほんの一部」かもしれません。

自分の頭で考えて、自分の足で動く。全部ではないけれど、自分なりに「見えてくる」。




2011/04/25

東莞視察

香港は英国植民地時代の影響か、イースターで4連休。2日間を使い、広東省・東莞市を「旅行?」してきました。東莞市は広東省で古くから発展してきた広州市と経済特区として急激に発展してきた深圳市に挟まれ都市です。また香港からも近く、中国で生産され香港から世界へ輸出される工業製品・日用品の大半はここ東莞市で製造されています。まさに「世界の工場」です。また、日系企業の工場も多く、多くの駐在員の方が生活されています。地方(特に四川・湖南・江西省等)からの出稼ぎ労働者が圧倒的に多い町です。実際の居住者は600万人を超え、発展著しい町です。
日本にいる頃から数回工場を視察しに出張したことがあり、東莞のイメージは、「工場があるところ」「仕事で来るところ」、また違う土地から人が流入する為、広東省の中では特に「治安は良くない」というイメージもあるようです。訪問する外国人は工場視察に来る人ばかりで、観光客は「ゼロ」と言っても過言ではないと思います。周りの人たちは海外へ行ったり、テーマパークへ行ったりする中、僕は「工場の町へ」。仕事でしか行かないところなので、実際の町の素顔がとても気になっていました。

東莞市の西南・広州市の対岸の町、虎門から北上し、北寄りの中心地へ、そして深圳市へ向け南下する。移動はほとんどローカルバスでした。街でもバスの中でも外国人はほとんどいなく、時折物珍しい目でこちらを見てくる人たちが印象的でした。
結局バスは合計で3時間ほど乗りましたが、風景はほとんど変わらず、味気のない建物がひたすら続きます。工場・商店・ホテル、その繰り返し。日本のロードサイドの街並みを地味にしたような風景がほぼ全域に渡っている様です。観光客が集まらないのも肯けます・・・。中心部は深圳や広州の様な「超近代的」な建物はあまりありませんが、充分な都会で、生活には全く困らないと思います。台湾のタピオカ入り紅茶、日本のたこ焼きを真似た食べ物、流行りのファッション、携帯アクセサリー、TATOOショップ、香港でもある様な流行りものは結構あるけれど、何か安っぽい。「全て実物を知らない人が作った」様な印象でした。都市の都会性と言うのは「人口の多さ」ではなく、「その街の開放性」に拠って決まるのかもしれませんね。
バスの中、片言の北京語と筆談で地元の方と話し、道を尋ね、タクシーの運転手と値段交渉、社内でお話し。香港だと「日本人かい?」となるけど、ここでは「どこの人?」、「中国人じゃないのかい?」と丸くなった目も印象的。。。みんな陽気で人懐っこい感じ。また、やはり日本や香港の人と比べて素朴な印象でした。「工場の町」の素顔は「素朴で人懐っこい中国人」の町でした。
「写真も無く、淡々としたレポートになってしましましたが、記録も兼ねて。

2011/04/16

ABC ,BBC, CBC・・・・・・

ABC, BBC, CBC・・・・・ さて、これなんだか分かりますか? 正解。 ABC = AMERICANーBORN CHINESE BBC = BRITISHーBORN CHINESE CBC = CANADIANーBORN CHINESE アメリカやイギリスで生まれた中華系の人たち。僕も香港へ来て初めて聞いた言葉です。

日本で「華僑」と呼ばれている人たちの一部とも言えます。
人によってさまざまでしょうが、英語がペラペラで、インターナショナルスクールに通ってる人が多く、中国語をあまり話せない人も結構多いみたいです。

生粋の香港人からすると、日本の帰国子女みたいなものでしょう。
生粋の日本人が「帰国子女」と聞くとちょっとビビってしまうのと同じで、生粋の香港人も、彼らに対し少し距離を置いた形で「ABC、BBC、CBC」と呼ぶのかもしれません・・・。 僕の友達にも数人、ABC、BBC等の人がいます。これに香港生まれで海外に移民経験のある人や、大学を海外で過ごした人を併せると、かなりの割合です。もちろん、英語・中国語を使いこなす人も多く、ビジネススタイルも欧米に近い香港は、海外で経験を積み、フットワーク・ネットワークを生かして海外を舞台に働く人たちが自然に働ける場所の様な印象があります。また、香港人自体も香港のシステムにも助けられ、またそういう人たちの影響も受け、国際的な器がある人が多い様な気がします。これに東南アジアから出稼ぎに来る人、欧米、日本や韓国その他、世界中から駐在員として一時的に住む人、全人口の4倍の年間観光客が流動的に出入りし、街を活性化させていきます。このような要素が香港の魅力、香港の底力の様な気がします。

2011/04/05

「中山北駅」

久しぶりの更新になってしまいました。



少し前の話ですが、用事があり、中国の中山市から広州まで「新幹線」に乗ってきました。

この列車を「新幹線」と呼ぶのは賛否両論あるようです(香港の人は決して呼ばない様です・・・)。今年の1月に「珠海(マカオの隣)-広州」間が開通しました。僕はその間の中山市から広州まで利用しました。以前は列車で1時間半ほどかかっていたそうですが、「中山北駅」から「広州南駅」まで最高速度200km、30分余りで着く様になりました。直線距離でも100km近くありますが、料金はなんと25元(約320円)。乗車客も大変多く、地元の交通の活性化に大いに役立っていることだと思いました。中国の乗り物に関しては、日本人、香港人、皮肉も込めて余り評価されない方が多い印象ですが、僕が乗ってみた感じでは非常に快適で、また時間の遅れもありませんでした。

さて、中山市は人口250万人ほどの広東省の中でも発展著しい都市です。新幹線用に新設された「中山北駅」は市の中心部から車で20分くらいのところにあります。今年新設の新しい駅なので当たり前なのですが、この駅の周り、何もないんです。本当に何もない。15年ほど前、僕の地元に大学ができ、JRの新駅ができましたが、その時に似ています。でももっと何もない。駅の中にも売店も無く、駅前に交番があるだけ。僕の地元の駅もあっという間に開発が進み、今では非常に便利になりました。「何もない」、つまり「無限大」の可能性だなー、と改めて思いました。中国の経済状況に関してはいろいろな意見があるけれど、香港や日本に同じ様な場所はなかなか見つかりません・・・。


                  ↑ 駅の上から。本当に何もない。

                  ↑ 券売機。皆さんまだ慣れていません。


                  ↑ こんな感じの列車です。

                      ↑ 社内です。結構広い。

2010/11/07

中国語??

中国は国土が広いので、「中国語」と言っても各地方によってさまざまで、ひとまとめにはできません。「普通話」と呼ばれる共通語が代表的ですが、北京語、上海語や広東語、地方によって違った「中国語」が話されています。東京弁と関西弁の違いどころではなく、例えば広東語と普通話では発音が全く違います。文法はほとんどいっしょの様です。基本的には中国人は地元の言語と学校で習った「普通話」のバイリンガルです。


と、ここまでは分かってきたのですが、良く考えると、まだまだよく分からないことが多いです。
潮州(広東省の福建省境の地方)に出張で行った時は、現地の人は「潮州語」を話していましたが、北京語も広東語も流暢でした。台湾人の知り合いは「親の世代は台湾語を話すが、子供に対しては普通話で話す」と言っていました。上海人は「上海語」を話すと聞きましたが、地方出身者が多くなった今、本当に上海語は話されているのでしょうか?また、「普段広東語が使われる」と言われる広東省でも深セン等では地方から来た人が圧倒的に多いため、普通話の方が話されている、と聞きます。広東語は別として、地方言語はこれから話されなくなってしまうのでしょうか。

日本語だけの環境で育ってきた僕には謎が多い、「中国語」です。

2010/08/23

中国は「先進国」へ向かうのか?

日本の中国人向け個人ビザ発給要件が緩和され、日本でも中国人観光客はより目立つ様になったことでしょう。こちら香港、TSIM SHA TSUIでは道を歩いていると香港人の話す広東語よりも、中国本土の人の北京語の方が目立つくらいです(場所によっては)。マカオ行きのフェリーは中国人の団体ツアー客での長蛇の列です。
中国の力が強くなるにつれて、彼らのマナーに対する意識が問われているようです。バブル期以前の日本人がそうであった(リアルタイムでは良く知りませんが)ように、中国人が高級ブランドを価値も分からず買いあさったり、高級料理店でマナーを無視した振る舞いをしていると言われることがあります。自分の住んでいる香港でも「お金を落としてくれるから仕方がない」という声が聞かれます。
日本人の中にも彼らの態度やマナーが「未成熟だ」という意見を持つ人が結構いると思います。恐らくこれは「先進国」と呼ばれる国の人たちがの方が「成熟している」という前提だと思います。
さて、仮に中国が経済的に世界の主役に完全に躍り出た時、彼らは「一流のマナー」を身につけているのでしょうか?
僕は「NOだと」思います。

「先進国」というのは欧米から見た「先進」であって、仮に世界の覇権が欧米以外に移った場合、「先進国」という言葉の意味はなくなっていく気がします。良い悪いは別として、今までの価値観は一旦ゼロにして世界を見た方が良い様な気がします。