2011/04/23

香港ラーメン事情

ニューヨーク・シンガポールではラーメンブームが起こっているそうですが、ブームの波が押し寄せてきたのでしょうか。ここ香港でも、日本の有名店が店を出すようになってきました。日本食レストランが大変多い香港ではやっと?という感じもします。(家賃が高いというのもネックの一つなのでしょうか。)

僕は「海外の日本人の生活の場」が大好きなので、海外に行くと必ず日本のスーパーやレストランを訪問します。ロサンゼルス、サンフランシスコ、ドイツのデュッセルドルフ・・・、日本人の多い街には日本料理屋だけでなく、よく日本のラーメン屋があります。かなり昔に創業したお店も多く、結構現地の人・現地の日本人に合わせ、日本のラーメン屋とはかなり味が違ってしまっていることが多かった印象があります。香港にも昔ながらのラーメン屋はあります。「横綱」というラーメン屋は20年以上前からあるらしく、今でも1時間以上の行列。また、香港・中国で400店以上を展開する「味千ラーメン」は今や地元民の身近なファーストフードとして定着しています。
ところが昨今の日本食ブーム、ラーメン店の海外進出の流れはまたそれとは違い新しい流れかもしれません。日本の味自慢のラーメン屋さんが日本での厳しい競争から新たな目を海外に向けている感じがします。ですので「日本と同じ味」を売りにしたり、日本と同じクオリティーを求め、現地価格ではかなり高めの単価だったりします。
香港には前述の「横綱」を初め、「香港ブーム」で日本人が押し寄せたころからのラーメン屋さんがありました。最近できたラーメン屋として、旭川ラーメンの「山頭火」が数店でき、更に渋谷の有名店「豚王」が昨年12月にできました。豚王は香港の人の間でも話題だった様で、1時間以上待たないと入れないことも多い様です。そして、すぐ近くに、今度はニューヨークにも出店している「ラーメン秀ちゃん」ができました。最近できたラーメンはどこも日本のラーメン屋にも負けないクオリティーです。海外に居ておいしいラーメンが食べれるのは非常に助かります。
さて、海外に進出するラーメン屋、以前は「海外にいる日本人」がターゲットだった様ですが、今は当然香港人をターゲットにしていると思います。それでも彼らがクオリティーを落とさず、高い単価で営業するのは、(もちろん日本での名前を守るのもあると思いますが)、それだけラーメンの味が分かる現地人が増えてきた、ということだと思います。それだけ日本食が世界に受け入れられてきたということなんでしょう。

※ニューヨークには「一風堂」「一蘭」「せたが屋」「秀ちゃんラーメン」等、シンガポールには「一風堂」「なんつッ亭」「山頭火」等のラーメン屋があり、「一風堂」等は連日長蛇の列だそうです。


味千ラーメン ↑

ラーメン秀ちゃん ↑
豚王 ↑

横綱 ↑

山頭火 ↑