2011/01/01

「茶餐店勉強法」

言語を習得しようと思ったら生活に取り入れなければいけないと思います。どんなに猛勉強をするよりもそれが一番。だから生活に一工夫が必要です。(言語以外でも日常生活での一工夫が大きな成果をあげることは多いですね。)僕は長期の留学をできなかったので、日本での生活でなるべく英語に関わる機会を増やそうと必死でいろいろと自分なりの勉強法を考えてきました。工場でのアルバイトで制服に細工をしてこっそりウォークマンで英文を聞いたり、「外人ハウス」に住んだり。現在住んでいる香港は特殊で、広東語ができなくても、英語、北京語、日本語どれかができれば、日本人(外国人)としてはなんとか生活できてしまいます。逆に言うと香港に住んでいながら、広東語を生活に取り入れたくてもなかなか難しいのです。(僕の場合は仕事場では英語と日本語、香港人の友達は日本語がうまい人が多く、街では簡単なことは英語で済んでしまう。)
そんなわけで、自分のが編み出した(というほどでもないけれど)勉強法を2つ紹介します。一つ目は「茶餐店勉強法」。「茶餐店」というのは、香港の食堂で、ローカルのお店の代表です。簡単に言うと、「英語が通じない茶餐店を探して、そこの店員さんと仲良くなって広東語の練習をしよう。」ということです。僕は数回行き、「ここ」と思った近所の茶餐店で、ある日、広東語の本をおもむろに開き、「我想学広東話」(広東語の勉強をしたいんです。)と言いました。突然現れた片言の外国人は、彼らの眼に非常に面白く映った様で、毎日大歓迎。香港人のお客さんも交えて毎日爆笑の連続。ちょっとしたドラマの様な風景でした。自分用の特等席まで作ってもらいました。その日から週3回ペースで通いました。もちろん先生に教えてもらうわけでもなく、ゆっくり話してくれないし、ただの雑談をするだけですが、学校に通う時間もない自分としては300~400円の食事代で広東語の練習ができれば申し分ないです。また、勉強だけでなく、香港で独りで生活する自分には家族の様な温かいおじさん・おばさんたちと話し、笑い、何度元気をもらったことか・・・。

実はその茶餐店、昨日で閉店。遠くへ移動するとのことです。移り変わりの非常に早い香港。別れというのは突然来ます・・・。

申し遅れましたが、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
新しい年に気負うことなく、浮かれることなく、いつも通り淡々と、コツコツと・・・。

↑ なぜかフランス人旅行者も交えて盛り上がる。

↑ 閉店の日