1年くらい前から、特に言われ出したことでしょうか?ずっと気になっていました。
日本の大学生や社会人になりたての知り合いはいないので、ずっと確かめれなかったのです。できれば彼ら一人一人に確認して、「そんなことはない!」という事実を証明したかった。でもどうやらそれは本当の様な気がします。
海外志向はバブル世代~自分の世代がピークだったのでしょう。
僕が20代前半の時の感覚としては、日本人にとって、毎年毎年、海外がどんどん身近になっていく感覚があったのです。21歳から英語の勉強を始めた自分は、「ヤバい、こんなに遅く始めた自分は新しい世代に簡単に追い越されてしまう・・・」という様な焦りさえありました。僕が高校生くらいの時から、「フリーター(今で言うニート)」という人たちが現れました(自分もそうでした)。HISなど格安航空券を扱う会社が多くできました。また、「進め、電波少年」という芸人が無一文で世界を旅行するテレビ番組が流行りました。「時間はあるけど、することがない、何をして良いのか分からない」そんな奴らが、「貧乏人でも、バカでも行ける海外」にどっと押し寄せた。そんな感じでした。本当にあいつもこいつ、仕事を辞めて、とりあえず留学、とりあえずワーキングホリデー、バックパッカー。そんな感じでした。
昔話は良いとして、そんなバカなきっかけからでも今では僕は海外で生活することの大切さを実感しています。これからの日本人にはもっと大切だと思っています。ですので、「若い人が海外へ出ない」というのは信じられないし、「これは本当にまずいな(日本の将来にとって)」と思っています。
若者を批判するのは年寄りの勝手で、若者には自分たちが見てきた世界が基準なので、彼らの常識があります。「なんでこうなってしまったのか」、偉そうに分析する立場でもありませんが、一つには、海外が「憧れ」や「遠いところではなくなってしまった」というのがあるのかもしれません。今、「海外で働く」と言うのは、「アジアで働く」を示します。「憧れ」の欧米ではありません。もしくは、「欧米」といってももはや憧れではなくなってきているのかもしれません。
「憧れ」ではなくなった。
当たり前なんです。
海外は「憧れ」なんかではないんです。同じ様に日本も「アジアからの憧れ」ではなくなる時代に突入しています。すぐにでもアジア諸国に追いつき、追い越されるかもしれません。日本人(先進諸国の人)が現実を受け止めなければいけない非常に重要な時期だと思います。だからこそ、海外に出て、世界を、日本を、自分を知らないといけないんです。
「海外は憧れなんかじゃない」
だから日本人は海外で力を発揮できるんです。
だからこそ今、海外なんです!
だから、本当に「若者が海外に出たくない」としたら、僕は本当に悲しいです。
人口が減少し、経済縮小が現実的となった日本。
僕が言っているのは、「経験や人間的成長」ももちろんですが、現実問題として「生きる場所」として日本人は海外を意識しなければならないのです。
P.S.僕がたまに読んでいるコラムにも同じ様な内容が掲載されています。おもしろいので、ご覧ください。