旧正月の休みを利用して一週間日本へ帰りました。久しぶりの日本。最初は少し、「外国に来た様な」不思議な感覚がありました。とは言っても、ほんの半年ちょっと前に一時帰国していたのですが・・・。それほど僕は香港に慣れたのだし、慣れようとしてきた、ということなんだと思いました。「自分のベースは海外だ」という覚悟ができたのかもしれません。
ところが、日本に帰って3、4日すると、その感覚はなくなりました。香港へ戻る前日には、海外で生活して来れた自分が逆に不思議に感じて、香港の生活に戻るには少し勇気がいるくらいでした。「やっぱり自分は日本人だな」、そう思いました。今後僕がどれほど国際的な人生を歩もうと、こういう感覚は消えないと思います。やっぱり「島国日本」の閉鎖的な人間。海外に出るには、他の国の人より圧倒的に不利な国民です。
海外で生活すること。
それは簡単ではないかもしれません。
でも住んでみれば、日本で頭の中で考えていた時より簡単だし、楽しいことも多いし、不便なことも楽しめる。そして得るものも大きい。
でも、日本で生活しているとどうしてもそこが見えてこない。僕が「海外で働く」と言った時、みんな必ず「大変だけどがんばって」。「いいな~。楽しそうだな、それ」って言った人はほとんどいません。自分を含めて多くの人は、見えない世界に対して、不安や苦労のことばかり考える。海外に住むことはそんなに大変ではないし、ましてや怖いことなんかではない。でも僕たち日本人にはとても「大変なこと」になってしまうんです。
だからこそ海外へ出て、「海外なんか大したことない」、そういう事実を知るべきだし、そういう感覚を身に付けた日本人は強いと思います。