2010/11/28

言語から「気持ち」を学ぶ

昨日は久しぶりに日本語を教えるボランティアをしてきました。香港に来て以来同じ様なボランティアを時々やっているのですが、いつもは上級者の方に教えるのですが(教えるというより話してあげる)、昨日は、勉強を初めてまだ3カ月程度の学生さんたち相手でした。20人程の香港人学生に対し、日本人が6人。数人の学生を周りに囲み、日本語で「お話」です。「日本語を勉強してどれくらいですか?」「大学では何の勉強をしていますか?」、なかなか返事が返ってきません。学生からの質問は事前に用意した「セリフ」を読む感じです。
少し戸惑いつつも、頭をフル回転させ考えます。彼ら/彼女らが何を習っていて、何を習ってないのか?日本語を話す僕らを前にどんな気持ちでいるのか?1時間の体験ですが、席替えもあり、あっという間に終わってしまったので、「うまくいった」かは分かりません。自分が21歳の時にネイティブの人たちを前に緊張し、一言一言に驚き、想像を膨らませたのを思い出します。僕が彼らの気持ちを考えたこと、それは自分が英語を勉強し始めた時の気持ちに戻ることだったのかもしれません。
言語は先生と教科書だけから「習う」のではなく、全ての人から、全ての時間から「学び」、言語を通して学ぶものは文化や習慣だけでなく、「人の気持ち」なんだなあ。そんなことを強く思いました。

P.S. ボランティアを通じてたくさんの方とお知り合いになる機会を頂きました。「フリートーク」の皆さま、大変ありがとうございます。