「洗脳」と聞くと、ほとんどの人が、オウム事件等カルト教団やナチスドイツ等を思い出すかもしれません。決して良い言葉ではありませんね。
ところが、最近ふっと思ったのですが、僕らは誰しも「洗脳」されて生きているのではないでしょうか。誰しもが架けられていて、決して解くことのできない「洗脳」。それが文化や習慣ではないかと思います。同じ国で生まれ育った人、そうでない人、複雑な環境下で育った人、背景は違いますが、それぞれの環境で無意識のうちに摺り込まれた考え方からは決して解放されないのです。自国の文化や習慣が好きな人もいれば、否定的な人もいるかもしれません。否定するのは、その人がその国の文化や習慣の影響を大いに受けているからです。
「洗脳」された人は、自分たちと違う考えを持った人の意見に対して冷静になれない、という印象を受けます。つまり、僕たちは自分と違う環境で生まれ育った人たちのことはどうしても理解できない。理解できないどころか、時に敵対視したり。
ところが、世界中、多種多様な「洗脳」を受けた人たちが住み、ましてや「グローバル化、ボーダレス化」なんて叫ばれている現代、「理解できない」では済みません・・・。
どうすれば良いか?
そのヒントは、自分たちがどの様に「洗脳」されているのか、他のみんながどの様に「洗脳」されているかを知ること、自分たちの/他のみんなの「洗脳」に対して、疑問を持つこと、そんな気がします。
「同じ環境で過ごしてきた人たちから一歩離れる勇気。」
「自分が背負っている『背景』を受け入れること。」