第2回SHENZHEN CARTOON & ANIMATION FESTIVAL
第1回目は延べ32万人が来場。今回は会場面積が2倍に!
先日香港で行われた「アニメゲーム展」は盛況で(僕は見に行けてませんが)、ここ深圳でも、日本のアニメが競い合う様にプロモートされ、中国のオタクたちが一斉に集う!
「やっぱりCOOL JAPAN、日本のサブカルチャーはすごい!」
そんなブログを今日は書く予定でした。ところが、その期待は見事に裏切られました・・・。
中国屈指の大都会、深圳。そのまさにど真ん中に位置する「会議展覧センター」。周りには高層ビルやRITS CARLTON, SHERATON等の一流ホテルが立ち並びます。会場に入ると、まずまずの客入り。アニメグッズがたくさんあり、家族連れ・若者で賑わっています。コスプレをしている人たちには人が集まり、写真を撮っています。
ん~、ちょっとおもちゃが多いかな。アニメは殆ど知らない自分が見ても、「何かおかしい・・・」。日本のアニメはあまりないぞ。ウルトラマン、ONE PIECE、NARUTOのグッズがほんの少し・・・。キャプテン翼みたいなアニメもあるな・・・。こっちは、剣玉・・・、天体望遠鏡、アクセサリー、数珠も売ってる。こっちは工具が売ってる!なんでもありか!?あっちには中国車のプロモーション、化粧品のOEMのプロモーションまで!唯一見つけたBANDAIのブースはガンダムのプラモデルと聖闘士星矢のフィギアが。良く見ると地元の代理店が出展。許可は得てるのか?
以前仕事で上海の卸売業者の展示会(見本市)に出展した時に、半分近くの企業が在庫セール会場として利用していたのを思い出します。秩序がありません・・・。
結局、香港やフランスの様に、日本のサブカルチャーに異常に興味を持つ人たちもいなければ、日本で言う「オタク」と呼ばれる様な人たちもいなかった様です。(もちろん恐らく日本企業を招く様なイベントではなかったのでしょう。中国国内産業のプロモーションが目的のイベントだと思います。)
でも代わりに、良いものを見た気がします。安っぽいおもちゃやイベントの仕掛けに瞳を輝かせる子供たちや若者。日本のサブカルチャーは、物が溢れ、成熟し過ぎた欲望の世界から産まれたと思います。良く考えると中国は日本や香港よりかなり遅れた経済段階にあります。僕たちが感じることのできない純粋な気持ちがまだここにはあると思いました。僕は中国が少し好きになりました。
P.S. 中国国民全体が日本の様な成熟社会に突入したらどうなるのか、怖くなります・・・・。