先日、「シェアハウスが人気」という記事を見ました。ちょっと懐かしくなりました。
シェアハウスとは、ゲストハウスとも言われ、キッチンやトイレ・お風呂等を共用スペースとして知らない人同士が共同生活をする不動産形態のことを言います。部屋は個別か、2段ベッドの4人部屋という場合もあります。もともとは「外人ハウス」と呼ばれ、正規のマンションへの入居ができない外国人が多く住んでいました。海外生活経験者を中心に日本人も住み着き、今では、節約や生活を楽しむ為、日本人同士で住むケースが多い様です。また、以前は築年数の古いボロ家にみんなで住む、というイメージが強かったですが、今では大手の不動産屋が新築のマンションに綺麗なインテリアを持ち込んだり、だいぶイメージが変わってきた様に思います。
僕は6年前に上京した当初から3年半、世田谷のシェアハウスに住んでいました。場所は田園都市線池尻大橋駅から徒歩12分。築35年以上の音大の寮を改造した建物です。3階建ての建物に26室あり、8畳ほどのリビング5畳ほどのキッチン、シャワーとトイレがそれぞれ2つありました。キッチンは常に汚く、コンロには何重にも重なった汚れが、シンクには誰のかも特定できない洗い物が溜まり、生ゴミでシンクが詰まることもしばしば、冷蔵庫には3年前の食べ物。黄色く変色した牛乳や、液体に変化したキャベツを発見したこともありました。ねずみ走っているのも良くみました。
保証金(敷金)を一ヶ月分収めるだけで、最短1ヶ月から住めます。部屋は3畳半ほどと極狭ですが、都心近くで5万円の家賃で住めました。
なぜそんなところに長く住んだのかというと、自分が上京するには打って付けの場所だったからです。目的は、「初期費用と家賃を抑える・日本にいながら日常的に英語を話す・手っ取り早く友達を作る・刺激的な日常を送る」ということでした。目的は概ね達成できましたが、中でも一番大きかったのは言語です。言語は使わないとすぐに忘れます。日常に持ち込むのがベストです。日本に住む以上は、仕事か日常に無理やり持ち込むしかありません。習いたい言語のネイティブの異性と付き合ってみるのも良いかも知れません。
言語や文化、日本にいながら少しでも海外を意識したい人には「外人ハウス」というのはお勧めの場所です。ただ、ドラッグや生活の堕落等悪い部分も必ず付きまとうので、自己責任が必要ですが・・・。