2010/04/10

海外で働くということ -2

駐在員として海外で働くというのは会社の判断が必要で、本人の意思のみではどうにもなりません。自分の希望通りの場所で働けるとも限りません。自分の意思で日本を離れる必要があると感じる方は、現地採用で海外へ出るのが一番てっとり早い方法です。

読んで字のごとく、現地で雇用されるということですが、状況はさまざまです。
例えば、現地企業であれば、全くの現地人と同じ環境で働く場合もありますし、日系企業(日本の会社の現地支社や現地法人)であれば、日本人の従業員と仕事上ほとんど日本語を使い、結果プライベートでも日本語で間に合ってしまう場合もあります。
現地企業にしても、取引先に日本企業が多ければ、日本語を使う機会は多くなります。日本人として海外で働くので、日本語や日本人としての利点が必要とされるので、日本人との関わりが多い場合ケースがほとんどです。
海外で働いたのに、現地の文化、言語、ビジネススタイルに触れられず、給与も日本より低く、出費ばかりで帰ってこないといけない人も多いかもしれまん。また、海外から返ってきた人は日本的経営に向かないといって敬遠される、という話も聞いています。
自分が海外で何を得たいのか、何年後にどうなっていたいのか、をしっかり考えておくべきだと思います。
現地の雇用・生活情報に関しては、以下のサイトをご参考下さい。
上海:リードエスさんのWEBを。http://www.lead-s-career.com.cn/manual.html

さて、中国や香港で日本人が働くにはどのようなスキルが必要なのか?
香港では英語もしくは北京語/広東語、上海等では北京語、さらに専門分野での実務経験があることが望ましいです。しかし、必須ではありません。
例えば、現地保険会社で現地の日系企業相手に営業する、現地の日本人向けの雑誌の編集に携わる、という仕事はたくさんあり、専門的な知識も必要なく、現地語も必須ではありません。
語学ができないからと言って諦める必要はありません。まず現地に住んでみて、2~3年で現地語を覚え、転職後より現地に根差した仕事をすることは十分可能です。実務から離れ留学に多額の費用を掛けるより、実務経験を積みながら言語を学ぶ方がはるかに効率も良いです。
但し、最初に書いた様に、日本的な環境にどっぷり浸かってしまえば、それだけ得るものも少ないので、本人の強い意思が必要だと思います。結局、留学やワーキングホリデーなんかと同じ様な気がします。