長い目で住もうと決めて渡って来た香港。
留学やワーキングホリデーのとは違うノリで来たつもり。
日本でほんの少しかじった北京語の勉強も、香港へ来るということで半ば諦めかけ、また自分の英語も極端に伸びる環境じゃないだろう、と思ってきました。とにかく仕事が忙しいのは分かっていたので、あまり私生活のことは具体的に描けていませんでした。ただ、もちろん地元の人と仲良くなることも考えていたけれど、「日本人のネットワークもしっかり広げて、リラックスした私生活を」というイメージはありました。広東語がゼロだった僕は、日本語教師のボランティアをさせてもらったり、香港人と日本人の交流会等に参加させてもらったりしながら、気が付くとあっと言う間にたくさんの友達ができました。日本人より香港人の友達の方が少し多いくらいでしょうか、それもみんな日本が大好きな人たち。今自分が楽しく暮らせているのもそんなみんなのお陰。本当に感謝しています。
ところが僕はわがままなので、その快適な生活に疑問を抱く様になりました。広東語も北京語もペラペラになりたいし、英語もネイティブレベルに少しでも近づきたい!言語だけじゃなく、国際人として多角的な視野を身に付けたい。さあ、逆算してみましょう。今の生活の日本語の割合、交流範囲から考えて、その目標はまず達成できません。「海外で日本語ばかり使うなんて・・・」、結局、留学生やワーキングホリデーの人たちのノリです。。。それが自分の性分なんでしょう。
さて、運良く、香港は自分の努力でそれが達成できる場所かもしれません。白人系のイギリス人は返還後かなり減ってしまった様ですが、中華系でネイティブレベルの英語を話す人たちはかなりいる。言語や国際性に対する興味が異常に高い香港、自分の動き方次第で北京語を話すチャンスも作れる。もちろん広東語も。
少しずつですが、僕は目標に向かって環境を変えつつあります。
周りにいる人たちを見ると、自分一人だけ違う方向を向いている気がすることが多くなってきました。
日本を離れようと決めたあの時と同じ、不意に周りの人たちと違う方向を向いてしまった自分。それは自分の魂が向いている方向。そう、あの時と同じ様に、
「他人と違う方向を向いてしまったら、ニヤリと笑おう」。
大きなチャンスが待っている。